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嬬恋名産の食材をさらに美味しく!ジャンルの違う嬬恋グルメ2店をご紹介

嬬恋村は、日本でもトップクラスの美味しい農産物が採れる地域。今回は『地元のものを美味しく』スタイルに捉われない素敵な「和食あやめ亭」と、地元産の食材で手作りするメニューを豊かな自然と一緒に楽しめる「D cafe」の2店をご紹介します。

 

気さくなご夫婦が営む「あやめ亭」で、旬の美味しいお料理を堪能

和食 あやめ亭」は、県道235号線“浅間・白根・志賀さわやか街道”沿い、大きなキャベツの看板が目印です。

あやめ亭_看板

あやめ亭_外観

店内は落ち着いた和の雰囲気、テーブル席は16席、座敷テーブル席は24席と、ゆったりとくつろげる空間です。

店主の黒岩さんは嬬恋村出身。東京築地老舗料理屋で11年間修行したのち、生まれ故郷嬬恋で開業しました。お店の看板は、キャベツの名産地ということから黒岩さん自身が描かれたイラストです。とても素敵でご本人が描かれたことに驚きました。

 料理に使われている牛肉や豚肉などは群馬県産、野菜や花豆は全黒岩さんのご両親自家栽培しており、地産地消にこだわっています。

メニューには和食を中心にカレーやコロッケなどバラエティー豊かなお料理が並び、「和洋など関係なく、地元のものを美味しく食べて頂くことを大切にしています。」黒岩さん

店主

最初にご紹介したいおすすめは「すき焼き」。群馬県のブランド牛・豚を使用し、特に寒い季節に人気のメニューです。

メニュー表

ランチタイムは「赤城牛すき焼き定食(2,750円税込)」と、「やまと豚すき焼き定食(1,595円税込)」、ディナータイムは「赤城牛すき焼きなべ(2,530円税込)」と、「やまと豚すき焼きなべ(1,430円税込)」と、それぞれ牛肉、豚肉でお好きな方から選ぶことができます。

期間限定のつまごい産ロールキャベツ定食1,078税込)」もおすすめです。市場には出回らない柔らかいキャベツを使用しており、食べられる期間はキャベツが出荷される季節のみ(7月~10月頃まで)。仕込みに時間がかかるため、一日の数量も限定されています。トマトをじっくり煮詰めた自家製トマトソースと共に、キャベツの甘味や旨味を存分に引き出した、ここだけでしか食べれない一品です。

つまごい産ロールキャベツ定食

自家農園のじゃがいもで作るコロッケと鯵フライ定食(1,078円税込人気。鯵フライは丁寧に下処理がされていて、衣はサックリで身はふっくら。まさに理想系の鯵フライです。

コロッケと鯵フライ定食

他にも、自家農園のトマトをたっぷり使った嬬恋産トマトカレー(1,375円税込」は程よい酸味が引き立っていておすすめです。

嬬恋産トマトカレー

嬬恋村はキャベツ以外にもトウモロコシの産地として有名で、自家製コーンスープ(550円税込)」は、トウモロコシ本来の甘みを生かして調理されているのでトウモロコシがこんなに甘いなんて知らなかった!と気付かせてくれます

自家製コーンスープ

テイクアウトメニューも豊富で、特に嬬恋産じゃがいもを使ったコロッケを嬬恋村で作っている美味しいバンズではさんだ嬬恋バーガー(880円税込)は、和食のお店で食べられるなんて驚きです!

また、花豆甘納豆やハックルベリージャムなど、全て自家製の加工品も取り扱っています。お店のロゴのキャベツが描かれたあやめ亭オリジナルTシャツもかわいいので、お土産におすすめです。

自家製 加工品

どのお料理を見ても、洗練された器に美しい盛り付け。味だけでなく目でも楽しめるお料理があやめ亭の魅力です。

そして、なんと言っても黒岩さんと奥様のお人柄。「実家に帰って来たみたい」と感じるほどアットホームな雰囲気で、気さくな奥様に対して思わず「お母さん」と呼び間違えてしまいました。

こんなに素敵な「和食 あやめ亭」へ、ぜひ訪ねてみてください。

 

森の中の素敵なカフェ「D cafe」で、ゆっくりと贅沢な時間を 

「D cafe」は、国道146号線沿い「峰の茶屋」から北軽井沢/浅間牧場方面へ進み、左手にセブンイレブンが見えたら左折、そこから約1キロほど進んだ先の三叉路の角にお店があります。

D cafe

森に囲まれた木造りの緑屋根の建物にパラソルのテラス席、小物などがセンスよく置かれていておしゃれな雰囲気。

店主さんご夫婦は大阪府出身。キャンピングカーで旅をしていた時に、嬬恋村で以前からここにあったお店と出会います。その後、縁があって移住、前のオーナーさんからお店を引き継ぎ、6年前に「D cafe」をオープンしました。

Dcafe店主

店主さんが実際にこちらに住まわれて驚かれたことは、虫や鳥、リスやキツネなど、都会では出会えない動物が目の前にいるということ。そんなご自身の体験から「お客さまに、自然の中で森の風や匂いを感じながら、日頃の疲れを癒していただきたい。毎日でも来てほしい。そんな願いをこめてEvery Day“D”から取った“D cafe”という名前のお店にしました。」と話してくださいました。

Dcafe店内

天気の良い日には、外のテラス席がおすすめ。気持ちのいい風を感じつつ、北軽井沢ならではの景色を楽しみながらのお食事は最高に癒しの空間です。ペット連れのお客さまはテラス席のみ同伴が可能です。

おすすめメニューは、自家製ソーセージのホットドッグセット、チリドッグセット

ホットドッグセット

群馬のブランド豚・やまと豚を使用し、ご自身で腸詰めしたソーセージは25センチもあって食べ応え抜群!この長さのソーセージに合うようにパンにもこだわっているそうです。

夏場は嬬恋のキャベツで作ったキャベツサンドが人気。他にもハンバーグステーキやカレーライスも人気と店主さん。 

8時~11時はモーニング営業をしており、嬬恋の蜂蜜を使ったハニートーストがおすすめ。嬬恋の蜂蜜は名物で、季節によってさまざまな種類の花の香りがあり、高原の豊かな自然で採れた蜂蜜は本当に美味しいです。お土産として買うこともできます。

また、土日限定のモーニングメニューではローストビーフサンドも提供しており、こちらもおすすめです。テイクアウトもできるので他に出かける予定が詰まっているときにいいかもしれませんね。

 お土産に、蜂蜜の他に地元の方が作ったブルーベリージャムや、身体に良いスイーツなどもおすすめです。

蜂蜜

客層は地元の方はもちろん、県外からの観光で来ている方が多く、お子さま連れのご家族や休暇で別荘に来ている方など幅広い世代の方が訪れていました。取材中も絶えずお客さまが来店して、人気のお店であることがわかります。

澄んだ空気の中、自然の木々に囲まれ、地元産の食材を使い手作りしたものをいただく癒やしなひと時。ぜひ、散策の途中に「D cafe」に立ち寄ってみてください。

 

いかがでしたか?地元産の美味しい食材を、素材を活かしつつもさらに美味しく提供されている2店「和食 あやめ亭」と「D cafe」をご紹介しました。嬬恋村のグルメ、ぜひ楽しんでみてくださいね!

今回紹介した場所

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