長野原町北軽井沢にあるマイナスイオン溢れる美しい滝「浅間大滝」と「魚止めの滝」は、標高1120メートル、吾妻川支流の熊川沿いにある滝です。
北軽井沢観光協会から県道54号長野原倉渕線を高崎・二度上峠方面に進んだ道沿いにある「浅間大滝」の案内看板から左の脇道に入ったところに駐車場があります。そこから上流にあるのが「浅間大滝」、下流にあるのが「魚止めの滝」です。魚が登れないほどの流れから「魚止めの滝」と名前がつき、そこを登れない魚を目当てに熊がやってくるので、この川は「熊川」と呼ばれています。
北軽井沢最大の滝 浅間大滝
浅間大滝は幅4メートル、落差10メートルの滝で、北軽井沢最大の滝と言われています。観光地のような賑やかさはなく、ひっそりとした山の谷間を入っていくと轟音と共に荘厳な滝が姿を表します。台風19号の影響によって今まであった歩道が流れてしまったのですが、川に沿って仮設通路が設置されているので、水しぶきがかかるほど滝の間近まで行くことができます。黒い岩の間を豪快に流れ落ちる滝の勢いを堪能し、自然のミストを胸いっぱいに吸い込み、すがすがしさを味わうことができます。
心洗われる清らかさ 魚止めの滝
下流にある魚止めの滝は、上流の浅間大滝の激しい流れとは対照的で、3段にわたる岩を段々と落ちる水の流れが美しい滝です。時間を忘れ、ずっと眺めていたくなるような清らかな流れに心が癒されます。夏場はひんやりとした空気が心地よく、秋には美しい紅葉が楽しめる癒しのスポットです。
浅間サイクリングコースからも近いので、サイクリングの途中に一休憩、森林浴がてら一度訪れてみてはいかがでしょうか。
※散策できるよう通路の整備がされていますが、台風19号の影響で仮設通路になっている部分があったり、滝の近くは滑りやすかったりするので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。また雨の後など川が増水している時は注意して散策してくださいね。